エラ張りにはいろいろな形態があるのをご存知ですか?
「エラの張り」といえば、「エラ部分が左右に張り出すこと」だとお考えではありませんか?
以前の記事でも、エラが張る原因の一つが頭蓋骨の両側面にある「側頭骨(そくとうこつ)」にある、「顎関節(がくかんせつ)と顎関節の距離」に関係するという記事を書かせてもらいました。

今回は「エラ張りのいろいろ=エラ張りの形状」を記事にしてみようと思います。
※以下の記事は、医学的な根拠や医学的な見地からの記事ではなく、あくまでも私の個人的な経験則によるものです

エラ張りと頭蓋骨の関係

エラと呼ばれる部分がある下顎骨(かがくこつ)が、顎関節で支えられている以上、顎関節の距離=顎の幅に比例するという考えは、私の中では自然な考え方で、これまでのエラ矯正の施術でほぼ、私の推測どおりにエラ矯正の結果が出ていることからも、自分では理屈に合っている考え方と施術だと思っています。
私は、顎関節がある「側頭骨」の形状に個人差が有った場合、結果的に下顎の骨の位置も微妙に変わるので、結果的にはエラの状態、見え方にも変化が出るものと思っています。

前々からお話しているように、頭蓋骨は立体的なジグソーパズルに例えることが出来ます。
頭蓋骨の複数の骨をそれぞれジグソーパズルのピースに置き換えてみて、頭蓋骨型の立体的なジグソーパズルを作って見た場合、それぞれの骨(ピース)は離れることなく接合されて、頭蓋骨の立体形状が完成されます。
平面的なジグソーパズルのピース同時が離れていたり、隣り合うピースとの形状が合わなかったりするとパズルは完成しないのと同じで、頭蓋骨のそれぞれの骨も実にバランス良く配列され、結合されています。
然し、頭蓋骨の形状は、自然に形成されるのですから、機械で製造されたように完璧に整えることや、まったく同じ形状の頭蓋骨を意図的に作るというわけにはいきません。
自然である以上、頭蓋骨にまったく歪みがない、変形がないという、完璧に整った状態で生まれることは考えにくいことです。
ということは、ほとんどの人の頭蓋骨には多少の歪みや変形があっても不思議ではありません。
頭蓋骨の歪みがあると考えた場合には、当然、頭蓋骨の全体のバランスが若干でも崩れることを意味しますから、頭蓋骨の両サイドに位置する顎関節にも、左右それぞれの顎関節の高さ、前後の位置関係にズレが生じて、顎関節に接続している下顎(したあご)の位置にも左右差が生まれますから、下顎の角の部分である「エラ」にも左右差、個人差が生じることになります。

頭蓋骨の歪みとエラについて

「エラ」「エラが張る」と表現されるのは下顎の骨「下顎骨(かがくこつ)」ですが、私が施術中に触れてみる限りでは、下顎骨の形状は、人によっては左右バランスが極端に悪いケースもありますが、ほとんどの場合は、下顎骨にはそれほど 個人差が無いという感想です。
ではナゼ、下顎にあまり個人差が無いのに、エラが張っている人と、そうでない人が居るのでしょうか。

ここに、「Aさん」と「Bさん」が居たとします。
「Aさん」も「Bさん」も下顎の大きさや形状に差があまり無いとします。
「Aさん」も「Bさん」も 下顎の大きさや形状に差が無いのに、「Aさん」の方が「Bさん」よりもエラが張っていた場合を考えてみましょう。
エラは、下顎骨の末端の部分です。
下顎骨の大きさ、形状に大差が無いということは、エラの張り方、見え方も大差が無いはずです。
それでも、「Aさん」のエラが張っているというのは、原因はどこにあるのでしょうか?

エラ張りの根本的な考え方とエラ張りの種類

この例のように、エラ張りを考える時に、エラ(下顎骨)だけの部分的を見ていると、説明がつかなく事がいろいろと出てきます。

エラ張りを考える時には、エラの部分だけを見るのではなく、エラ(下顎骨)を含めた頭蓋骨全体の形状を見て、エラの張りの原因を考えるほうが、理にかなっていないでしょうか?
頭蓋骨全体を含め、下顎骨に歪みが無い場合を考えて見ましょう。
歪みの無い下顎は上下の傾きが無く、横方向にも傾きが無い水平状態になります。
しかし、頭蓋骨に歪みが有った場合は、どうでしょうか?
先ほどの頭蓋骨型立体ジグソーパズルを思い出してみて下さい。

頭蓋骨に歪みが有った場合は、 下顎は水平でなくなります。
下顎には次のような歪みが生まれることが推測できます。

  • 左右、どちらかのエラが下がる(上下の傾き)
  • 左右、どちらかのエラが前に出る(前後のズレ)
  • 左右、両方、またはどちらかのエラが横に張り出す。
  • 左右、両方、またはどちらかのエラの下方が横に張り出し「ハ」の字になる。

これらの複数のエラ張りの形態を、その要因からみると以下のようになります。「1.」の場合は顎関節を含めた側頭骨が左右、どちらかが低く、どちらかが高い「2.」の場合は顎関節を含めた側頭骨が左右、どちらかが前に、どちらかが後ろにある。「3.」「4.」の場合は顔全体のカーブ、頭の捻じれなど複数の要因が重なったもの。
冒頭に、これらが医学的な見解ではなく、レミスティック東京の院長である私の個人的な経験則から生まれた見解だと申し上げましたが、これらの観察から行う施術を何度も、何度も繰り返して来てみて、自分自身の推論には疑う余地が殆どないという認識を持っております。
これらの経験値を、より精度の高いデータにしていくのは医療機関の協力などが無いと困難なことですし、施術自体も「感覚」に頼った職人的なものですので施術効果、施術結果が、反復して同様に、誰にでも期待できるわけでもありません。骨格や成長の過程が人それぞれである以上、結果にも個人差があるのはやむをえません。

効果的なエラ矯正を考える

個人差が生じてしまうエラ矯正ですが、なるべく良い結果を出すためには方法が無いわけではありません。
頭蓋骨の形状を良く観察すること、エラの張り具合などの下顎骨(かがくこつ)の状態を良く観察すること、そして丁寧な施術を行うことが施術結果を左右します。
丁寧な施術とは、時間に追われずに、1人のお客様に向き合い、なるべく静かな環境で神経を集中して施術をすることです。
施術者が変われば技術も、感覚も変わるので、一人のお客様に対して、一人の専属の施術者が施術をするべきだと、私は思います。
それとは逆に、時間に追われ、にぎやかな(騒がしい)環境で、お客様と会話をしながら施術をすることは好ましい条件ではありません。

審美小顔矯正とエラ張り矯正

レミスティック東京の審美小顔矯正の技術を独自に考案した私は、開業当初からエラ矯正を行っていますが、すべて独自の技法を少しずつ変化させ、向上させながら20年以上施術を続けています。
年数を重ねている分、施術人数、施術回数も多く、多様なエラ張りを見て来ていますが、誰一人、同じエラの形状のお客様はいらっしゃいません。
側頭骨と顎関節の状態(位置や形状)によって、エラの状態もいろいろに変化すると書きましたが、実際のお顔でも写真に映ったお顔でも、一見すると左のエラが張って見えるのに、実は触れてみると右のエラが張っている・・・という場合もあります。
顔も勿論ですが、エラの状態も人それぞれに、多様であるにもかかわらず、エラ矯正を行う時に顔の横を押したり、強い力で擦(こす)ったり、エラを押したりする施術自体がナンセンスだと思うのですが、施術する相手(お客様)に、誰にでも同じ様に施術をするのは違うと思います。
エラ矯正を受ける前に、ご自身のエラの状態について詳細にわかる施術者に、細かく説明を聞いてから受けるようにするのが無難なのは言うまでもありません。

エラ矯正の5つのルール

レミスティック東京の審美小顔矯正・エラ矯正には次のルールがあります。

  1. エラ矯正は絶対に押してはいけない
  2. エラ矯正の痛い施術はしない(小顔矯正は痛くなく施術できます)
  3. エラ矯正は左右、同じように矯正をしてはいけない
  4. エラ矯正はエラが張る原因をみつけなければならない
  5. エラ矯正は、施術する部位からなるべく遠い部分の矯正を行う

このルールの中の5番目の、「エラ張りの矯正が、施術する部位からなるべく遠い部分から施術する」意味は、エラ部分には末端神経が集中しているので施術が痛くなりやすいことと、エラ張りの原因はエラの近くにあることが少ないからです。

エラ矯正のメリット

ところで、エラ矯正には、どの様なメリットが考えられるのでしょうか。
レミスティック東京の審美小顔矯正の理論から考えられるメリットをいくつか挙げてみましょう。
この理論は、エラを押したり、エラ周辺の筋肉を整えたりするような、他店で行われる施術とは一切、関係なく、レミスティック東京だけの独自の理論になります。また、医学的な根拠や科学的なデータに裏付けられたものでもありませんが、レミスティック東京で施術を受けられた一部のお客様から寄せられた声をもとにしています。

  1. 角ばった顔がシャープになって顔の印象が変わった
  2. 顔や頭の形のバランスが良く見えるようになった
  3. 輪郭や頬骨の張りがなめらかになった
  4. 歯の噛み合わせが変わった
  5. 口が開きやすくなった

などが挙げられます。
※あくまでも 「審美小顔矯正」 を受けて頂いたお客様個人の見解であり、他店の施術に比べて著しく優れているという意味ではありません。

先に述べたように、レミスティック東京の審美小顔矯正の特徴としては、エラ矯正において、エラを矯正するのではなく、エラよりも離れた部分で、エラ張りの原因となっている場所を矯正することが最大の特徴ではないでしょうか。
「エラ部分を直接施術しない」ということは、繊細な神経が集中している部分をに力を加えないということです。
その結果として、「痛くない」「怖い思いをしない」というお客様の声をたくさん頂いています。